セルフケア

【セルフケア日記】むずむず脚症候群と格闘していた1ヶ月でした

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 長年悩まされていた*レストレッグス症候群(むずむず脚症候群)の症状が久しぶりに復活・・・。

「セルフケアでなんとかできないかな」と、生活習慣を見直しながら格闘した記録を残しておきます。

同じように足のむずむずに悩んでいる人に届きますように。

*レストレッグス症候群とは(クリックで詳細表示)

 じっと座っていたり、横になっていたりすると、足がむずむずして不快感を抱き、動きたくなってしまうこと。

飛行機や電車の長時間の移動中や、映画館や就寝前などに多くみられる。

原因は解明されておらず、考えられる要因として神経伝達物質のドーパミンの機能不全や鉄分不足が関連しているのではないかと言われている。

再会のきっかけはエプソムソルトをやめたこと

 再会の日は突然やってきました。

ある日の夜、いつものようにヨガを終えて「さぁ寝るぞ〜」と布団に入ってから数分後。

・・・・ゾワゾワ。

すねからふくらはぎにかけて、虫が這うようにむずむず、ぞくぞくする。

うわぁ出た!!!

この気持ち悪いやつ!!

とにかく足を動かさないと気持ち悪くて、必死で足を上げて空中でブルブル揺らしてみる。

何度か揺らしていると少し落ち着いたので、再び眠りにつく。

・・・・ゾクゾク。

あぁ〜!もう!!!!

足の内部で鳥肌が立っているようなザワザワ感。

これが始まるともう違和感に耐えるしかない。

案の定、そのあと数時間格闘することになり、この日はもちろん寝不足。

こうして、レストレッグス症候群と最悪の再会を果たすことになりました。

最悪だ。

毎回こうやって忘れた頃に現れるんだよ、こいつは。

原因もよくわからないし、病院に行くほどのことではないんだよなぁ。

(病院に行こうと思っていると、いつの間にか症状が出なくなっていることが多い)

でもこういう不定愁訴こそ、植物療法で学んだことを活かせるじゃん!!

今の私ならうまく付き合っていけるかもしれない!

セルフケアでできることをやってみよう!

と日頃の生活習慣を見直すことに。


 

 うーん、まず鉄分不足はあてはまるだろうなぁと思う。

つい最近、精神科医である奥平 智之先生の『マンガでわかる 食べてうつぬけ鉄欠乏女子(テケジョ)救出ガイド 』を読んで「まさに私だ!」と自覚したばかりだった。

あとは・・・・

はっ!そういえば!!!

最近エプソムソルト使ってない!!!!!

実は最近暑くなってきたので、冷え性対策で購入したエプソムソルトをしばらく使わなくなっていた。

マグネシウムが不足すると筋肉が痙攣を起こしたり、足がつってしまうこともある。

ということはエプソムソルトのおかげで、必要なマグネシウムを補給できていたのかも。

実践してみたセルフケアは3つ

 生活習慣を見直してみると・・・

いまの私にあてはまりそうなレストレッグス症候群の原因は鉄分・マグネシウム不足かなぁ。

ということで、対症療法ではなく”症状が出ない体の状態をつくること”を目標にこの3つのセルフケアを実践してみた。

  1. ウォーキング
  2. 食事で鉄分とマグネシウムを摂取
  3. エプソムソルトのお風呂に入る

①1日15分のウォーキング

 仕事柄、パソコンで作業する時間が圧倒的に長いので座りっぱなし。

血行が悪くなると、しびれや痛みが出てしまうこともあるため「とにかく血流をよくしよう!」と決意。

仕事終わりの気分転換を兼ねてウォーキングをすることにしました。

雨の日も風の日も・・・と言いたいところだけど、出不精な私にはハードルが高すぎてかなり序盤で挫折しかけた。

長期間続けていくために、ウォーキングできない日があっても落ち込まない。

次の日は切り替えて、無心で出かける。

「無理なく長く続けるんだ!」と心に決めて、マイペースに。

②食事で鉄分とマグネシウムを摂取

 私たちの体をつくっているのは食べ物。

これをきっかけに以前から取り組んでいた食生活改革に気合いを入れ直しました。

鉄分を補えるマグロかつおそして赤身肉を取り入れたり、質のいい血液を作るために鶏肉の手羽元や手羽先を使って参鶏湯を作ってみたり。

さらに今回はマグネシウムを意識して、自然食品屋さんで購入してみたのがあおさにがり

 あおさはマグネシウムの含有量が多い食品の代表格!

100g(素干し)あたりのマグネシウム含有量は3200mg。

次にマグネシウムが多いひじきは100gあたりの640mgと、群を抜いてあおさが1位。

【引用】文武科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 収載値(案)」

毎食必ず1種類以上、鉄分を含む食材を入れるように心がけていて、あおさはお味噌汁に入れて飲むことが多いかな。

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 にがりは豆腐を作るときの凝固剤として使用される液体で、主成分はマグネシウム。

お豆腐をよく食べる方はわざわざにがりを摂る必要はないかも。

私はハーブティーや白湯、お味噌汁など食事や飲み物に数滴たらして摂取しています。

特定のミネラルだけを過剰に摂取するのはかえって不調を起こしてしまうこともあるので、自分の体と相談しながら試してみるのがおすすめです。

③エプソムソルトのお風呂に入る

 エプソムソルトは硫酸マグネシウムのことで、皮膚からマグネシウムを補給することができると言われているもの。

昨冬に冷え性がひどくて使い始めてたんだけど、最近使うのをやめて初めて実感。

レストレッグス症候群なんて忘れるくらい快適に過ごせていたのは、エプソムソルトのおかげだったのかもしれないなぁ。

もちろん、他の生活習慣も影響しているんだと思うけど。

使い方は前回とほとんど同じで、エプソムソルトを入れて15分間湯船に浸かる

外の気温が高くなってきて暑いので2日に1回のペースで。

お風呂に入れるだけでマグネシウムの補給ができてしまうので、努力いらずでありがたい。

ズボラな私でも長く続けられているのでエプソムソルトさまさま!

【あわせて読みたい】「【感想】『エプソムソルト』お風呂に入れるだけ!2週間使ってみました

まとめ:自分の体の声をしっかり聞くことが大切

 今回は「レストレッグス症候群(むずむず脚症候群)を少しでも和らげることができればいいな」と鉄分とマグネシウムを補給することを意識して1ヶ月ほど生活してみました。

実践したのは

  1. ウォーキング
  2. 食事で鉄分とマグネシウムを摂取
  3. エプソムソルトのお風呂に入る

この3つが直接影響しているかはわからないけど、いまのところ気にならなくなったので、これからも生活習慣を整えながら続けてみようかな。

セルフケアの前提として大切なことは、自分の体の声をしっかり聞くこと。

「鉄分・マグネシウム不足にはこれがいい」とすべての人に同じ答えが用意されているわけではないと思うんです。

人によって体質が違うように、普段の食事も生活習慣も違う。

同じ人でも日によって体調や生活リズムも異なる。

だからこそ体の声に耳を傾けて、いまの自分に合うもの、自分の体にとってバランスのいい状態を見つけていくことが大事。

参考文献

【1】National Library of Medicine(米国立医学図書館) Pud Med

【2】厚生労働省保健局「健康づくりのための睡眠指針 2014」

【3】文武科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 収載値(案)」

【4】書籍