「フォルケ留学に興味はあるけど英語が話せなくても大丈夫?」
「実際どんな時に困った?」「どれくらいのレベルなら安心?」
「留学する前にどんな勉強をしたらいい?」
という方に向けて、デンマーク留学中に体験したことを元に「これから私がフォルケホイスコーレ留学をするならこれをやる!」今すぐできる勉強方法をお話していきます。
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どの程度の英語力が必要?
結論からさくっとお伝えすると
- 日常会話はできる
- 英語や他言語だけの生活環境に抵抗がない
- わからないことを英語で質問できる
- 長文読解よりも対話・会話の方が好き
このどれかひとつでも当てはまっている方であれば問題ないです!
ただフォルケホイスコーレは対話で学ぶ学校と言われているように、教科書や資料がないというパターンがほとんどです。
そのため教科書を見て事前にわからない単語を調べて予習しておくことはできないし、予定していた授業が当日いきなり変わるなんてことは日常茶飯事。
「TOEIC◯点以上あれば、IELTS○点以上あれば大丈夫」と具体的なお話ができなくて申し訳ないのですが、とにかく重要なのは対話力・質問力です。
デンマーク人ってどれくらい英語話せるの?
「デンマークの人ってそもそも英語通じるの?」
という素朴な疑問。
率直に感じたのは
デンマーク人は英語がペラペラ!!!
デンマークではどこにいっても、どんな年代の人も、英語が通じたので日常生活で困ることはありませんでした。
以前ドイツやイタリアに行った時の話
ホテルや空港の観光地であればなんの不自由なく英語が通じていたのですが、想像していたよりも英語が通じなかった!!
(私がローカルな場所ばっかり選んだからかもしれないけど・・・)
なのでデンマークではどれくらい英語が通じるんだろう?というのが少し心配なところでした。
でももちろん、デンマークの母国語はデンマーク語。
デンマーク人同士の会話はデンマーク語なので、深く文化を知りたい、ずっと長くデンマークで暮らしたいとという方はデンマーク語が話せた方がいいのかも。
ただ数ヶ月の留学やワーキングホリデー程度であれば英語で十分生活できます!
体験談:具体的にどんな時に困った?
1:様々な英語のアクセントに慣れていなかった
ヨーロッパならではだと思うのですが、デンマークではイタリアやフランス、ハンガリーやエストニアなど様々な国の人と出会うことができます。
全員が第二言語の英語で話すため一人ひとりアクセントがあり、慣れるまでに少し時間がかかりました。
個人差はありますが1週間から1ヶ月すれば慣れてくるので心配しすぎなくて大丈夫です!
お互いに「それってこれのこと?」と他の言い回しに変えて聞いてみたり、工夫してコミュニケーションをとることで徐々に発音やフレーズのパターンがわかってきます。
その2:日常会話では使わないような単語が出てきたとき
私が通っていたフォルケホイスコーレは自己啓発・ライフスタイル系の学校だったので潜在意識や自分自身の過去のトラウマについてなどかなりディープな話題になることも。
生活習慣や疾患についての医療英語なども出てきたので、頭の中がはてなマークでいっぱいになった日もありました。
そんな時は先生にスペルアウトしてもらったり、同じクラスの日本人同士で協力して「さっきのってこういうことだよね?」と助け合っていました。
その3:積極性のなさを実感したとき
これは直接英語や語学に関係しないかもしれないのですが、自分が受身で授業を受けていると気づいて落ち込むことが何度かありました。
というのも・・・
授業中に「あ、これってどうなんだろう?」と疑問があっても
「でも私のためだけに授業止めるの申し訳ないし、このあと話す内容かもしれないからとりあえず最後まで聞いてみよう」と自分なりに受け止めてから質問するようにしていました。
そのため授業中の私たち日本人はかなり静かで控えめな印象だったようです。
しかしハンガリー、ドイツ、デンマークなど世界各国出身の友人たちは質問や発言することで授業を深堀りしていてとても積極的!
彼らは
- 単純に英単語の意味が理解できないだけでもすぐに手をあげてきく。
- とにかく今疑問に思ったことや興味があることはその場で質問して解決する。
すると「本当は話すつもりはなかったけど」と先生から貴重な話を聞けたり、結果的に幅広い視点で体系的に授業内容をとらえることができました。
「ただでさえ英語で話すことに勇気がいるのにこんなこと聞いて大丈夫かな・・」と不安になるかもしれませんが、わからないことや興味があることはどんどん聞いて大丈夫!
英語で行われている授業の場合、デンマーク人や留学生にとっても第二言語でみんな条件は同じはず。
だからこそ授業中にその場で「え!それってどういう意味?」って聞いてもいいんです。
まとめ:フォルケ留学前は「聞く」「話す」の練習を
留学中に少しでも多くのことを吸収できるように、フォルケホイスコーレ留学ならではの「聞く」「話す力」に特化した勉強や練習をぜひ取り入れてほしいなと思います。
私はすっかり英語が話せる気になって渡航していたのですが・・・
フォルケホイスコーレに集まる人はみんな哲学的な話が大好きなので、授業以外でも友人同士で夜遅くまで深い話をすることがよくあります。
グループでの会話になると頭の中での思考に、英語の表現力が追いつかず慣れるまではなかなか楽しく会話をすることができませんでした。
これから渡航する人にはそうなってほしくない!!
現地到着後すぐに留学生活を楽しめるように、気軽に友達とおしゃべりする感覚で英会話カフェに通ったり、瞬発的に英語が出てくるようになるトレーニングなど試してみてください〜!
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