「雨の日はいつも気分が落ち込むし、なんとなく頭も痛い、体調も良くない」「私だけ?解消する方法はあるの?」
このような方に向けた内容です。
私も昔から雨の日は学校や仕事に行くのが憂うつで、何もやる気が起きず家を出る直前までベットから抜け出せませんでした。
そんな私が以前よりも前向きに雨の日を受入れられるようになった方法をご紹介します。
雨の日が憂うつな理由
もうすぐ梅雨の時期がやってくると思うとそれだけでもう気分が下がってしまいますよね。
雨の日にやってくる様々な不調には理由があります。
気圧の変化と自律神経の乱れ
人間は気圧の変化を耳の奥の「内耳」と呼ばれるセンサーで感知します。
急激に気圧の変化が起こることで、身体を変化に合わせようと自律神経が乱れて
頭痛やめまい・気分の落ち込みなど様々な不調を起こしてしまうのです。
「セロトニン」の不足
心の健康に大きく関わるホルモン「セロトニン」不足が原因。
脳を活発に働かせる神経伝達物質のひとつで適度な運動や太陽の光を浴びることで分泌されます。
この「セロトニン」が不足することで気分の落ち込みや疲労感などを感じやすくなります。
デンマーク や北欧の国では『冬鬱』という言葉もあるほど
冬になると1日の日照時間が短いことでセロトニンとビタミンDが不足し、気分が落ち込みやすくなるのだそう。
心地よく過ごすための工夫3選
【1】天気に合わせて予定を調整する
せっかく友達と約束していても計画していたことが雨のせいでできなくなってしまったり
直前になって憂うつで出かけるのが億劫に感じてしまったりすることも。
事前に天気予報を確認して予定を組むようにするのがおすすめ!
- 雨の日は予定を入れない
- 晴れの日/雨の日どちらのプランも考えておく
- 集合時間を遅めに設定する
天気の悪い日の午前中はなかなか動き出せません。
ゆっくり起きてたっぷり自分を甘やかしてから出かけるようにしています。
【2】耳のマッサージ
3分あればどこにいてもすぐに実践できます!
気圧センサーと深い関わりのある耳のセルフマッサージ
所要時間:3分
- 両耳をつまんで上下や横にひっぱる
- つまんだままくるくる回す
- 手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくり回す
- 耳と耳のまわりをもみほぐす
参考:大正製薬 痛みに効くコラム「天気痛を防ぐには、体のある部分をマッサージすると効果的」
【3】ハーブティーで心を整える
ヨーロッパでは昔から医薬品として使われてきたハーブ
日常生活でも取り入れやすいためおすすめ!
ヨーロッパで、古くから流通してきたハーブを使った生薬製剤(西洋ハーブ)が、2011年に、日本で初めて「医薬品」として認可されました。西洋ハーブ医薬品とは何かを知って、セルフメディケーションに役立てましょう。
エスエス製薬「西洋ハーブ医薬品」
リラックス効果のあるハーブ
(有名なラベンダー・カモミールのほかには..?)
ジャスミン
高級感のあるジャスミンの香りは緊張やイライラを落ち着かせてくれる
レモンバーム
ハーブティー独特の香りに慣れていない方におすすめ
ほのかに香るレモンの香りが緊張を解きほぐしてくれる
まとめ
『雨の日の不調には理由がある』
体調不良が起きるのは気のせいではなく、あなたのせいではありません。
きちんとした理由があり
「セロトニン不足」「自律神経の乱れ」「気圧の変化」など
客観的に原因を理解することで気持ちが楽になります。
『解消するための方法もある』
普段から予防できる自分なりの対策を考えておくと心地よく過ごせるようになります。
少しでも穏やかな気持ちで雨の日を過ごせますように!