最近は少しずつ日本語での情報も多くなってきていますが
「それでもやっぱり英語圏の留学に比べると明らかに情報が少ない。」
「HPに掲載されている写真や情報だけではなかなか実際の生活が想像できない。」
そんな思いを抱えている方に向けた記事です。
実はフォルケホイスコーレは入学前に授業に参加したり学校に宿泊することもできるんです。今回は事前見学のメリットや費用、学校への連絡方法などを紹介していきます。
事前見学をおすすめする理由
まずは早速メリットから・・・
- 学校の雰囲気や規模感がわかる
- 在学中の生徒から話を聞くことができる
- 交通手段の確認ができる
「いい学校だよ!」と言われていても、人によって好き嫌いもあれば合う合わないも分かれると思います。
そこで学校に足を運んでみることでネットの情報だけではわからないことを、実際に肌で体験することができます。
学校の雰囲気や規模感がわかる
全体の生徒数や学校の施設について
私の通っていた学校は規模が小さかったため全校生徒は30名程度でしたが、大きな学校では200名ほど在籍しているところもあります。
さらに各国の生徒の割合が同じになるように留学生の枠に制限をかけている学校もあり、体育会系の学校では年齢制限があるようです。
学校内にバーやクラブが設置されているところもあれば、体育系の学校では大きなプールやジムがある場合も!
在学中の生徒から話を聞くことができる
実際の時間割や土日の過ごし方を聞いてみるのも◎
希望者が少ない場合には実施予定だった授業が変更になってしまったり、HPの情報が更新されておらず「少し前まであったけど今はそんな選択科目存在しないよ」なんてこともよくあります。
毎週末朝までパーティーをする学校もあれば、毎日就寝時間は22時!と健康第一な学校も。
フォルケによって集まる生徒の雰囲気もかなり異なるため、自分に合う学校なのか見極めることができます。
交通手段と周辺地域の様子を確認できる
見落としがちですが、意外と重要なのが交通手段の確認。
最寄駅はどんな場所か?
- 最寄り駅までは徒歩圏内か
- それとも車や自転車での移動が必要なのか
小さな町や島の場合・バス停やタクシー乗り場もなく、学校側に依頼して迎えに来てもらう以外に到着できない場所もあります。
バスを使用する場合
- 最終バスは何時まであるのか
- 運行間隔はどれくらい(1時間に何本走っているのか)
- 自分が降りるバス停はわかりやすいか
電車とバスの乗り継ぎの時間や運行間隔などを確認しておくと実際に生活している様子をイメージしやすいです。
特に古いタイプのバスだとバス停名を読み上げてくれることはなく、電光掲示板の表示すらも壊れいてることもあったので注意が必要!
周辺地域の様子
- 日用品が必要なときはどこに買いにいくのか。
- 一番近いスーパーは歩いていける場所にあるのか。それとも車が必要なのか。
- 学校の自転車は生徒も利用できるのか。
など聞いておくとパッキング時の持ち物の参考にもなり、立地や周囲の環境で学校での過ごし方も変わってきます。
見学するにはどうしたらいいの?
見学するには2つの方法があります。
- 学校に直接問い合わせする
- 在学中の生徒を通じて学校に確認してもらう
学校に直接問い合わせをしたり、生徒を通して見学することができます。
一番スムーズな方法は在学中の生徒に直接学校側に許可をとってもらうこと
実際に私が在学中には友人も見学に来たり、在学生の家族が訪れるなどかなりフレキシブルに対応してくれました。
直接学校に問い合わせる場合は気長に待つ/催促メール・電話をする
デンマークは日本と比べるとメールの返信や手続きなどかなりゆっくりでマイペース。
学校の担当者と直接連絡を取る場合は、焦らず気長に待つことが重要です。
なかなか返信がない時は直接電話もしくは再度メールで問い合わせてみてもいいと思います。
実際に体験できること
フォルケホイスコーレ見学をするとどんなことが体験できるのか?
- 授業に参加できる
- 昼食や夕食を食べられる(ブッフェスタイルで1人70DKK)
- 宿泊可能(1泊:約3,000円)
あくまでも私の通っていたフォルケの場合なので、無料で宿泊できる学校もあれば授業は見学できないところなど様々だと思います。
学校や訪問する時期によって細かい条件は異なるはずなので、その都度学校に確認してみてください。
夏休みの数日間を利用してフォルケ見学するためにデンマークに滞在している方もいました!
まとめ
費用と手間はかかってしまいますが、時間やお金に余裕のある方は実際に見学・訪問してみるのがおすすめです。
私は見学せずに決めてしまい1校目のフォルケで「思っていたのと違う…」と学校を変更する決断をしました。
これからフォルケ留学をされる方には後悔はしてほしくないのでぜひ事前訪問・見学を検討してみてください。
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