思うこと

火の鳥の風を受けて、未来を感じる

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 推し活がきっかけで風の時代の幕開けを体感した先週。

『推し活』といっても現場に駆けつけたりするほどではないので、厳密に推し活と言えるのか?くらいミーハーな私。

ここ数年バレーボールの日本代表戦を観るのが好きで、福岡で行われていたネーションズリーグを男女ともに毎試合欠かさずに見ていたんだけど

(ちなみに推しは石川祐希選手。イタリアの厳しい環境での経験が、言葉にせずとも滲み出る落ち着きと安心感。内に秘める青い炎がかっこよすぎる!!!!!)

6月13日(木)女子のカナダ戦では、残念ながらオリンピック出場が決まらず「土曜日のセルビア戦でいよいよ・・・・!」と次の試合を楽しみにしていた。

6月15日(土)

新聞やニュースの見出し、番組表を見てなんとなく違和感を感じた。

一昨日まで

”勝てば五輪出場決定!”

”パリ五輪出場がかかる大一番”

だった見出しが

”男女ともにパリ五輪出場へ!”

に変わっていた。

ん?あれ、昨日試合休みだったよね。

今日の試合で勝てばオリンピック出場が決まるんだよね・・・?

もしかして一試合見逃したとか?

パリ行き決まったの?

でも出場権獲得とか確定とは言ってないもんね。

そうだとしても明らかに昨日までの一か八かの緊張感、みたいなタイトルではなくなったよなぁ。

と頭の中でいろんな推測がぐるぐる。

気になって調べてみると、6月14日(金)に公益財団法人日本バレーボール協会の公式HP「パリ2024オリンピックの出場条件を満たした」と公表されていた。

13日(木)のカナダ戦後にランキングが再計算されて、試合のなかった14日(金)に静かに五輪出場が確定していたらしい。

えぇ・・・。

こんなことってあるの!?

勝利の瞬間を見届けることもできずに、五輪出場権獲得!?

まさに風の時代の象徴・・・

こういうことなんだな、これからの時代って。

と思ったのと同時に

血の滲むような努力、汗と涙の結晶。

という言葉が代表するように、過酷な状況の中で、パリへの切符を勝ち取る感動の瞬間を期待していた自分に気づいた。

もちろん、私のような凡人には想像もできないような努力の積み重ねが実力となって出場権獲得に至ったんだと思う。

それでもやっぱり予想外の展開に拍子抜けして言葉が見つからなかった。

場が整うと、パズルのピースがぴったりはまるように思いがけない形で軽やかに叶っていく。

個人単位ではなく、日本代表という大きな団体で実際に起きた出来事を目の当たりにして、やっと実感した。

きっとこれから新しい様式や手段で、現実化されていくことが増えるんだろうな。

そう思うと人それぞれのペースで、自分の心に素直に生きていたらいいよねって少し自分を肯定できる気がする。

みなさま最近はいかかお過ごしですか。

なんとなくじめ〜っとする日々が続きそうですが、どうか無理だけはしていませんように。