”ホットココアを片手にキャンドルを灯してぼーっと1日の余韻に浸る”
“お気に入りのルームウェアとキャンドルを用意して映画タイム”
そんな生活に憧れる方へ
実はキャンドルには穏やかな空間を演出するだけでなくストレス解消の効果があると言われているのです。忙しい日々にホッと一息つく、自分のために使う贅沢な時間を取り入れてみませんか。
北欧のHygge(ヒュッゲ)な暮らしに欠かせない、大切な要素キャンドルについてお話していきます。
キャンドルの癒し効果
「1/fゆらぎ」のリズム
小川のせせらぎやそよ風も「1/fゆらぎ」と呼ばれるこのリズム
不規則にゆらぐキャンドルの炎は人間の鼓動と同じリズムを刻んでいるため
心地よく感じる。
不規則にゆらぐキャンドルの炎は、小川のせせらぎやそよ風等の、自然現象に見られる『1/fゆらぎ』のリズムを刻んでいます。人間の鼓動も同じリズムを刻むことから、生体に快感を与えるリズムとして知られています。
東京ガス 「火育・火を楽しむ」
マイナスイオンで「森林浴」効果
キャンドルが燃焼するときに放出する水分にはマイナスイオンがたっぷり含まれていて
森林浴をするのと同じくらい、さらに滝から放出される量を遥かに上回るとも言われています。
マイナスイオンがキャンドルが燃焼する際に発生する微量の水分からも放出されます。その数は約20,000個/cm3といわれており、森林や滝から放出される数を上回ります。
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香りの効果
見た目だけではなく、様々な香りを選ぶことができるキャンドル
睡眠の質を高める香りはラベンダー・ベルガモット・ネロリ・サンダルウッド
特にサンダルウッドなどのノキ・スギ科の木の香りにはセドロールという物質が含まれている
血圧や脳の活動を抑え、緊張などを解きほぐしてくれる効果がある
おすすめ 5選「キャンドル+α」でリラックス
キャンドルと組み合わせることでさらに緊張をほぐしてリラックスできるアイディア5つを紹介していきます。
- デジタルデトックス
- 読書
- ハーブティー
- 瞑想
- ヨガ
①デジタルデトックス
就寝前は液晶画面から離れることで脳のリフレッシュをすることができます。
テレビやスマホを使用している時は、常にたくさんの情報をインプットしている状態
視界に入ってきたものを処理しようと活動脳が活動を続けている。
意識的に少し離れる時間を作ることで目や脳を休めて落ち着かせることができる。
②読書
『読書セラピー(Bibliotherapy)』という言葉を知っていますか?
イギリスなどをヨーロッパ諸国では、うつ病治療などにも取り入れられているほど
読書にはストレスレベルを下げる効果があるとされている。
2009年 イギリス・サセックス大学での調査
音楽鑑賞や散歩、お茶やコーヒーを飲む、ビデオゲームで遊ぶといったさまざまなリラックス法のうち、最も効果的な方法が読書であることが判明・ストレスレベルを68%も引き下げた
読書セラピーについては「「本」を処方する?イギリス政府公認【読書セラピー】とは」で詳しく紹介しています。
③ハーブティー を飲む
ハーブティー はリラックス・自律神経を整える効果があります。
ノンカフェインのものが多いため寝る前に飲んでも大丈夫!
寝る前におすすめのハーブティー
・カモミール(不眠改善)
不安やストレスを和らげ寝つきをよくしてくれる効果があります。
・レモンバーム(抗うつ作用)
興奮して寝つきが悪いときなど気持ちを落ち着かせて前向きな気持ちにしてくれます。
・リンデン(安眠効果)
イライラした気持ちや興奮を抑えてくれる効果があります。
④瞑想
『マインドフルネス』という言葉を聞いたことがある人もたくさんいると思います。
スポーツ選手が集中力を高めるために習慣化していたり、
「今、この瞬間に意識を向けること」でストレスの軽減や不眠症緩和にも効果があると言われています。
マインドフルネス瞑想のルーツは「仏教」考え方や哲学に基づいており
日本社会ではそういった禅の思想が根付いているため取り入れやすい
Headspace
私が実際日常的に使っているのが「Headspace」
2010年 ロンドンで元僧侶のアンディー・プディコム氏とリチャード・ピアーソン氏が設立したヘルスケア企業
YouTube・Podcast・アプリ・など気軽に取り入れることができます。
>>Netflix版Headspace瞑想ガイドについて気になる方はこちらの記事へ
⑤ヨガ
ヨガには自律神経を安定させる効果・デトックス効果があります。
さらにヨガでの呼吸法:腹式呼吸は血流とリンパの流れをよくし、体の芯からぽかぽか温まり、眠りの質も高くなるといわれています。
まとめ
自分なりのセルフケア習慣を
お気に入りのキャンドルを灯して『頑張った自分のためのご自愛タイム』
お気に入りを組み合わせて寝る前の「自分を大切にする習慣」をつくってみてください。
睡眠の質が高まり、自分にも他人にも穏やかな気持ちで接することができるかも。